iPhoneユーザーは知らない?!その驚きべき快適さ「Android」
湯川さんとは二年前からお付き合いさせていただいていますが、私はこんなにもたくさんの方に愛されている50云歳の方を見たことがありません。
先日、開かれた誕生会にも参加させていただいたのですが、たくさんの方から心からのお祝いを受けていました。(中には涙を流してお祝いしてる方も!)
それは湯川さんの自然体からなせる人柄によるもので、私もこんな人生を送れたらとても幸せだろうなと心から尊敬させていただいてる方なのです。
さて、そんな湯川さんが選んだこれまじ!はこちらでした!
「Androidデバイス」
湯川さんは次の3つの点で、Androidデバイスがこれまじ!だと言います。
・マップ
・Google日本語入力
・Google Shopper
これらの機能の何が優れているのかお話をお聞きしました。
1.マップ
最も使用頻度が高いのがナビ機能。まるで車についているナビそのものです。
横断歩道を渡れだの、右に曲がれだの的確に指示出しをしてくれます。(音声案内までしてくれます!)
また、ここで本当にあってるのかなと心配になれば、1タップでストリートビューに切り替えることができたりと、初めての場所でもAndroidデバイスがあれば道に迷うことはありません。
そして、「電車・バス」を選択したときには、乗り換え回数を優先するか?徒歩の距離を優先するか?なども選択することが可能です。
そして都市部では、建物の中までナビしてくれるインドアマップも!
はたまた、車での移動のときに便利なのが、交通状況機能。
どの道が混んでいるか教えてくれます。しかも、この交通状況を考慮して目的地までの到着時間を計算します。
さらに、さらに、あまり使う機会はないものの、非常に有難いのがオフライン機能。
日本でオフラインになることはほぼありませんが、活躍するのが海外に行ったとき。
到着してすぐネット環境が手に入らずに、目的地まで移動しなければならないときにものすごく重宝します。
場所を指定して保存しておけばオフラインであってもズームまでしてくれます。
※非常に多くの国が対応してますが、残念ながら日本は未対応です。対応国一覧はこちら。
他に細かな機能ですが、地味に嬉しいものとしてウィキペディアの表示があります。
地図上にウィキペディアのマークが表示され、マークをタップするとその内容を読むことができます。
これも旅行先や初めて行った場所で地味に活躍してくれます。
2.Google日本語入力
Androidを勧める上でこのアプリも欠かすことができません。かなり優秀です。
私も一年ほど前にオフィスのPCも自宅のPCもすべてATOKからGoogle日本語入力に乗り換えました。
Google日本語入力がリリースされたのが2009年。このときにすぐに入れた方は「つかえねー。」と思ったはずです。しかし、それからの進化がすごかった。
いま話題になっているようなキーワードや人名も賢く変換してくれたりと、かなり使い勝手がよいのです。
例えば、「いま」と入力すると現時点の時間を「あす」と入力すると明日の日付を予測変換してくれたり、カタカナ英語をカタカナで入力しても英語の変換を出してくれたりといたせりつくせり。
あとは、辞書登録などをどの端末でも同じ設定で使用できるように同期機能があれば、もう完璧といった感じです。
3.Google Shopper
店舗泣かせのこのアプリもすごいです。
このアプリで商品そのものやバーコードを撮影するともネット上のその商品を販売しているショップをズラズラズラっと並べてくれるのです。(シャッターを押さずにバーコードを自動認識してくれるので、撮影というよりも”かざす”という感じ)
もちろん家格の安い順にも並び替えできますし、レビューを見ることもできます。
店舗のことを考えると何とも言えないところはありますが、すごいアプリです。
湯川さんは週末2件の買い物で1万円も得したのだとか!
最近のイチオシアプリGoogle shopperで1万円も得したという個人的な話【湯川】
まとめ
操作感、デザイン性など完成度は現時点ではiOSが一歩先を行った感があります。
しかし、Google日本語入力と同様、出た当初はいまいちだったAndroidがここに来て操作性も良くなり、遜色がなくなってきています。
それに加えて、今回のご紹介したアプリはAndroidデバイスでしか使えないのです。(Google Shopperは10月にiOSでも使用できるようになりました。)
湯川さんはこれらのアプリが使えるだけでも、Andoroidデバイスを使う価値があると言います。
これまでiPhone命だった方も、一度Androidデバイスに触れてみてはいかがでしょうか!
ここ何年かは、AndroidデバイスとiOSデバイスを両方持ち続けているんです。仕事から両方のデバイスに常に触れていたいから。両方ともそれぞれによさがあるんだけど、どちらか1つを選べと言われると、それはiOSデバイスだったんです。やはりiOSデバイスは、トータルな完成度が高いんです。どっかちょっとした気遣いがある。それがApple製品なんです。例えば電池の充電速度が速い点とか。最新のiPod touchはあっと言う間に充電が完了してしまうんです。Android端末って競合も多いので、どうしても搭載OSやスクリーンの大きさ、カメラの解像度とか、分かりやすいスペックでの勝負になる。その分、充電速度の速さなんて単純比較がむずかしいところでは、手を抜いているんでしょうね。一方でApple製品は、スペック表に表示されないような点にも工夫がこらされている。だからちょっとした使い勝手のよさでやはりiOSデバイスに軍配が上がっていたんです。両方持っていても、気がつけばiOSデバイスばかりを使ってるということがよくありました。
なので周りから「AndroidとiPhoneのどっちがいい?」と聞かれると、常に「絶対iPhone!」って答えてきました。
ところが初めて「Androidのほうがいいかも」って最近は言っています。理由は上記の3点。特にiOS6になってApple純正地図がどうしようもなく使い勝手が悪くなったので、現時点においては買うのならAndroidのほうがおススメだと思います。
今回のゲスト
TechWave編集長 湯川鶴章さん (twitter)
和歌山県出身。大阪の高校を卒業後、渡米。カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校経済学部卒業。サンフランシスコの地元紙記者を経て、時事通信社米国法人に入社。2000年(平成12年)5月、時事通信社編集委員に就任。国際大学GLOCOMのフェローを兼任。2009年(平成21年)12月末をもって時事通信社を退社。2010年(平成22年)1月より、ネットメディアとして「TechWave」を開設し編集長に就任。