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「ガラポンTV」全TV番組を30日間分録画し、検索までできるものすごいガジェット

今回のゲストは株式会社kamadoの関哲(せきあきら)さん。

Kamadoと言えば、Livlis
Livlisは、Twitterを通じてモノをあげたりもらったりできるサービスです。

Livlesのおもしろいところは、単にものをあげたり、もらったりするサービスではなく、あげる人ともらう人の間につながりが生まれやすい点だと私は思います。
twitterを利用することから、相手とつながることができ、人間性を知ることができる。そうしたことからオークションでは生まれない人間関係が生まれるのではないでしょうか。

Kamadoの代表取締役川崎裕一さんがLivlisを通じて書籍をある方にあげたときに、こんなエピソードがあったとお話してくれました。

ぼくもある方に本を渡した時、仮面ライダーのフィギュアを頂いたことがありました。息子がいるので子供ネタをtwitterでつぶやいているのを見られて、「川崎さんのお子さん、仮面ライダーオーズ好きなんですよね?」と言ってフィギュアもらったんです。

これはオークションではまずあり得ない話ですよね。

Livlisはモノを通じて人と人がつながるサービス。そして、モノにこめられた思いを共有するサービスなんだと思います。

関さんとの出会いはFacebook経由で次のようなメッセージをいただいたことから始まりました。

こんにちは。東京でLivlisというサービスを運営しております、関と申します。
Facebookページのランキングで「これまじ」を見つけまして、ちょくちょく訪問させていただいています。(同時に、Facebookの「いいね」数で勝手にライバル心を燃やさせていただいております、、、)
モノやサービスのやりとりで人と人とを繋げる、ということを社是としてサービスを開発しており、アプローチは異なりますが、価値観の近い方がやっておられるのでは、と思っておりました。
今後機会があれば大阪にうかがって、色々お話しさせていただければと思っております。

そうなんです。以前から私も感じていたことなのですが、「Livlis」と「これまじ!」にはモノを介して人と人がつながるという点、そのモノを持っている人の背景やモノに対する想い入れからそのモノに価値を見い出すという点で、コンセプトに似ている部分があるのです。

メッセージをいただいたときにちょうど東京の方々にも「これまじ!」商品を紹介してもらおうと考えてましたので、すぐに関さんに会いに行きました。
いろんな情報交換をさせていただき、とても有意義な時間でした。

そして、もちろん忘れずに関さんの「これまじ!」商品もお聞きしてきました。
関さんが紹介してくれた「これまじ!」商品はこちら!

ガラポンTV

この商品すごいです!
1TBの外付けハードディスクをガラポンにつなげると7チャンネルのTV番組(ワンセグ)を24時間30日分録画することができるのです。(2TBなら60日分!)

単に録画できるだけでなく、次のような特徴があります。


1.録画した番組をiPhone,iPad,Android,PCで視聴できる!

インターネットやLAN経由でそれぞれのツールから録画番組を視ることができます。
つまり、通勤中にも、自宅や職場でもネット環境があれば、過去30日分のどの番組でも視ることができてしまいます。


2.番組検索機能が充実!

録画した番組を日付別、放送局別、ジャンル別に選択することもできます。

さらに、番組のタイトルや説明文で検索することも可能です。

また、番組内の言葉も検索可能です!例えば、私が「これまじ!」の記事を書くために”逸品”を探していたとしましょう。
ガラポンで”逸品”というキーワード検索をすると、アナウンサーの方が「これは”逸品”ですねー。」と話している部分がピンポイントでヒットし、そこから番組を視ることができるのです。

TVの弱点は視たいときに視ることができない、視たいものだけを視ることができないことだと思います。
しかし、ガラポンを使えばインターネットと同じように検索して、必要な部分だけを視ることができるのです。


3.お気に入り機能!

1TBで約30日間の番組を録画できますが、ハードディスクがいっぱいになると、古い番組から削除されていきます。
削除したくない番組を”お気に入り”に保存しておくと、その番組は削除されません。


いや〜〜、ガラポンすごいですね!

関さんはテレビ番組について次のようなお話をしてくれました。

私も川崎もネットサービスにずっと関わってきてますが、改めて視るとTV番組のコンテンツってすごいなって思うんですよ。それを忙しくて視る時間がないから視ないのはもったいないなと感じます。
それに、ネットを使う人はTVなんて視ないという人も沢山いてますが、一般人の大半がTVを楽しんでいて、自分たちが一般の方向けのサービスをするのであれば、その人達が何に興味を持っていて、何が流行っているのか知っていなければいけないと思うのです。

まったくその通りだと思います。
正直、つまらない番組が多いのも確かだと思います。私もほとんどTVは視ません。
しかし、ドキュメンタリー番組などものすごく長い期間をかけて、お金もかけてつくられた素晴らしい番組があることも確かなことです。

ダラダラ視をするのではなく、必要な番組をピンポイントで視ることができれば、私はTVを必要とする人がまた増えてくるのではないかと思います。
また、それがネットと絡んでくるとさらにおもしろいコンテンツになるのではないかと期待してしまいます。

TV番組をネットと同じように検索して、ピンポイントで視ることができる。
これは本当にすごいことだと思います。
ハードディスクの容量はどんどん大きくなっていますので、そのうち個人でも10年分のTV番組を自由に検索して視ることができるようになる時代も近いのではないでしょうか。

受け身でいるか、自分で選択して能動的に動いていくか、これを意識するだけでとても大きな差になるのではないでしょうか。

関さん、すばらしい「これまじ!」商品を教えていただいてありがとうございました!

>>ガラポンTVの公式ホームページはこちら


今回のゲスト:(株)kamado 代表取締役副社長 関哲(twitter

1977年生まれ。株式会社ネットエイジ創業、イー・グループ株式会社(現Yahoo!グループ)の日本支社立ち上げを経て2005年4月マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。ドイツ支社赴任を含む6年間に渡り、ハイテク、通信、メディア業界を中心とした成長戦略、組織変革等のプロジェクトに参画。2011年4月、株式会社kamadoに入社し取締役副社長に就任。一橋大学社会学部卒業


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