書くことの大切さを教えてくれるノート「みすずノート(美篶堂)」

今日のゲストは株式会社フィードテイラーの大石裕一さん。
大石さんも、以前登場した大浜さんや松原さんと同様に、大阪産業創造館の起業支援スペース『立志庵』で同じ時期に起業を志した仲間です。
私が無条件に尊敬できる方が何名かいるのですが、大石さんもその一人です。
『立志庵』で起業準備をしていたとき、私はいつも始発で通っていました。
当然そんな早い時間に来ている人はいるはずがないと思いきや、先に来られて仕事をされている方がいてました。
それが大石さんでした。
始発で来ているわけですから、それ以上に早く来ることは難しいわけで・・・
実は、大石さんは前日から徹夜で仕事をされていたのです。
しかも、徹夜明けなら次の日はグッタリなって眠りこけてることが多いのですが、大石さんは違います。
そのまま通常どおり、次の日も夜まで仕事を淡々と続けるのです。
こんなこともありました。
当時、バイクで『立志庵』に通っていた大石さん。
車と接触して、救急車で運ばれることなりました。
救急車に入れられて、開口一番。
「ここって無線LAN飛んでます?」
いくら急ぎの仕事があったからといって、なかなか出てくるセリフではありません。(笑)
そんな、大石さんが紹介してくれた「これまじ!」商品は、まさに”大石さんらしい”ものでした。
みすずノート(美篶堂)

長野県にある美篶堂がつくるノートです。
こちらのノート、ただのノートではありません。
1冊1冊ハンドメイドで製本されていてハードカバー仕様になっています。
カバーは布製になっていて、何とも言えないあたたかみがあり、また、ノートの裁断面を小口(こぐち)というらしいのですが、ここが染料で染められていたりと、いたる部分でこだわりを感じます。

ノートを閉じるときに、丁寧に作られていないと決してでないと思える「パタッ…」という音は何ともいえない心地よさです。
細かなこだわり、布製の装丁を持った感触、また、見た目の上品さからは「工芸品」という言葉がふさわしいのではないかとさえ思います。
大石さんは、この「みすずノート」を使って、2008年から1日も欠かさずに経営日誌を書かれているのだそうです。
経営日誌をつけることの大切さは私も十分認識しているのですが、いつ挑戦しても三日坊主で終わってしまいます。
こうしたことを継続して、かつ一日も欠かさずにできてしまうところが、大石さんのすごいところです。
大石さんに「なぜ一日も欠かさずに継続して書くことができるのですか?」と質問してみました。
すると、継続できている理由の1つが、この「みすずノート」だという答えが返ってきました。
経営日誌はことある毎に読み返し、自分を見つめ直すことができるものです。
そうしたものだから、長く保存できて、かつ、よいものに書き記しておきたいと意識が芽生えます。
この素晴らしいノートを開くことで”大切に保存されるもの”という意識が、よりいっそう芽生え、日誌を書く気力がわくというのです。
大石さんは、ノートだけではなく”書く道具”も重要だと言います。
大石さんは万年質を使われています。
今回はみすずノートのお話をメインにお聞きしましたので、詳しくは聞けませんでしたが、一度万年筆を使うとボールペンに戻ることはできないそうです。
万年筆は使えば使うほど自分用に馴染み、気持ち良く筆を進めることができるとのことでした。
実は、みすずノートは万年筆でも裏写りしにくい紙を使用しており、万年筆との相性がとてもよいのだそうです。
さらに次のような質問もしてみました。
「経営日誌をパソコンなどを利用せず、紙に書く理由は何ですか?」
大石さんから、このような答えが返ってきました。
「書くことは、考えることだと思うのです。書くことでより考えが深くなると感じています。
たしかにアナログに残すことで検索性は悪くなります。ただ、検索性は経営日誌に関してはあまり重要ではないと思っています。考えて蓄積されたものを振り返る合理性は追求しなくてもよいのではと。そういったものは自分の中に残ってるんですね。」
なるほどですね・・・。
ご自身の会社でもiPhoneやiPadアプリを開発されて、そうしたガジェットを使いこなす大石さんが、なぜあえて紙に書くことにこだわるのかよく分かりました。
”後々まで残しておきたいこと”、”何度も何度も繰り返して読みたいこと”など大切な情報を書きためておくのに、このみすずノートは、とても適している。そして、”今書いているものが大切なこと”であることを使う度に教えてくれる道具なのだと私は感じました。
おまけ:自然にできるグラデーション
ハンドメイドでつくられた商品だからでしょうか。
年数が経てば経つほどいい感じで布製の表紙が色あせてきます。
大石さんは1年に1冊使われるそうで、これまで書かれたノートを並べてくれました。
そこには見事なグラデーションが出来ていました。
今回のゲスト株式会社フィードテイラー:代表取締役 大石裕一さん(twitter)
iOS(iPhone,iPad)アプリ開発ベンダー株式会社フィードテイラーの代表取締役。開発実績数は60以上あり、皆さんのiPhoneの中にもフィードテイラーさんが関わられたアプリがきっと入っていることでしょう。(開発実績はこちらのページでご覧いただけます)実は弊社がリリースしているベビログのアプリもフィードテイラーさんでつくっていただきました。
社内にはおもしろい規則や制度がたくさんあります。Windows禁止でMacのみ、また残業も原則禁止。個人用のMacを購入する際購入資金を支給するHappy My Mac制度、家族の誕生日には必ず休みを取ってもらう家族休暇etc…
日本の代表的なiOSアプリ開発ベンダーと言えば「フィードテイラー」と言われることもそう遠い話しではないでしょう!






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