英語をマスターしたい人にも超お勧めできる「Kindle for iPhone 」
今日のゲストはイケダハヤトさん。
ソーシャルメディアについて、アンテナをはっている方なら今や知らない方はいないのではないでしょうか。
TechWaveの湯川鶴章さんの言葉を借りると「ソーシャル時代の若きオピニオンリーダー」。
イケダハヤトは、今僕が最も注目しているオピニオンリーダーであり、マーケター。
— 湯川 鶴章 (@tsuruaki) 2011年5月22日
イケダハヤトさんは先日誕生日を迎えられて25歳になられたばかり、片や私は今年37歳。
一回り以上、歳が離れていますが、イケダさんのこれからの時代を読む目に私は感銘を受け、尊敬する人物の一人でもあります。
イケダハヤトさんのお話を聞いていると、ついに新しい時代が来ているのだということを深く感じます。
今、イケダハヤトさんが時代の流れをどう読んでいるか。
分かりやすくまとめられているブログのエントリーがありましたので、引用させていただきます。
僕は預言者でも経済学者でもないので確固たることは言えませんが、大きく言って「この世のあらゆる問題はいずれ誰かが解決する」という世界観を持っています。
人はそんなにやわじゃありません。多くの人が無年金になれば、それを補うソリューションが生まれるでしょう。孤独死が問題になれば、それを救うために人々は立ち上がるでしょう。課題が大きければ大きいほど、是正する力も大きくなるくらいです。
さらに、今は簡単に仲間とつながることができる時代であり、このトレンドは今後も変わりません。
僕は世界的にもかなりニッチであろう「日本のNPOにマーケティングの力を付与する」という問題に挑戦しているわけですが、そんなテーマでも20名近くの同志と繋がることができています。
僕は「テクノロジー」と「つながり」の力を信じています。どこかに欠乏状態があれば、ソリューションは生み出され、問題は解決していくはずです。
自分が動かなくても変化は確実に起こります。やるべきことは、旗を振ってその変化を加速させていくことです。10年後に起こるであろう変化を、3年後にまでスリップさせるのです。そこに自分の存在意義があります。
…という時代の空気を僕は感じています。そしてこの感覚は大なり小なり、僕の周りでも共有されています。閉塞感なんて全くない、と彼らは言います。
昨日盛り上がった会話の中で「今は明治維新のようだ!」という言葉がありました。歴史は浅学ですが、そんな感じなのかな、と思います。
団塊の世代の方たちが聞くと「何を生っちょろいことを言ってるんだ!」という怒涛の反論が飛んでくるのではという考えかもしれませんが、私もこうした時代の流れを感じています。
”明らかに時代は大きく変わりつつある”
このように感じる訳ですが、「これまじ!」の読者の皆さんはどのようにお考えでしょうか。
さて、そんな時代の先を読むイケダハヤトさんが紹介してくれた「これまじ!」商品は何なのか?!
とても気になりますよね。
「これすごく便利なんです!」と紹介してくれたのはこちらの商品でした。
ご存知、amazonキンドルのiPhoneアプリです。
リリースされたのは知っていましたが、周りで使っている人を見たことがありませんし、私自身活用方法をまったく知りませんでした。
イケダハヤトさんのお話を聞くと、まさに今の私に必要不可欠なアプリでした!
今、私は英語力をあげようと週3で英会話を習ったり、英語のスピーチイベントを開催したりと躍起になっています。
そうなんです、この「Kindle for iPhone」は英語を学ぼうとされている方には超オススメな「これまじ!」アイテムだったのです。
イケダハヤトさんに「Kindle for iPhone」の魅力を教えていただきました。
1. 書籍自体は紙の本よりも安く、すぐに読める
書籍もキンドルで購入する方が安くなります。
例えば、こちらの書籍。
![]() |
メッシュ すべてのビジネスは〈シェア〉になる リサ・ ガンスキー 実川 元子 徳間書店 2011-02-17 |
英語版の紙の本の定価は$25.95。
そしてキンドルで読む電子書籍は$14.99。
また、紙の本であれば、届くのを待たなければいけませんが、電子書籍であればすぐに読むことができることも大きなことですね。
2.検索機能
電子書籍なので、もちろん本文を検索することも可能です。
あれ、どこに書いてあったっけ?なんてときにとても役立ちますね。
3.文字の調整
文字サイズは5段階で調整でき、文字の色は黒、白、セピアの3色から選択できます。
4. 辞書機能
単語にタッチすると辞書機能で意味を調べることができます。
もちろん英語版なので、英英辞典ですが、英語を学ぶには英英辞典を使用することが効果的で、次にようなメリットがあると聞いたことがあります。
・英語を英語で考えるようになるのでボキャブラリーが増える。
・英単語をより多くインプットできる。
・英和辞典より正確に単語の意味を知ることができる。
etc…
そして何より、単語が分からないときにすぐに調べることができるのはとても便利ですね。
5. 起動/終了など動作がとてもスムーズ
起動/終了を含めて動作が非常にスムーズです。
そのため、ちょっとした空き時間でも立ち上げて読む気になるとイケダハヤトさんは言います。
しんどいこと(=英語学習)は、少しでもストレスを感じるとさらに嫌になってしまいますので、ストレスなく英文に触れる時間を作り出せることはとても大きなことだと思うのです。
そういう意味では、電車の中など移動時間に読むときには、キンドルではサイズが少し大きく、ストレスを感じることもあると思うのですが、iPhoneであれば、調度よいサイズでいいですね!
6. メモ、ハイライト機能
本を読んでいると、重要な箇所にマーカーを引いたり、メモ書きしたくなるものです。
電子書籍はこれができないんじゃないかと思われる方もいらっしゃると思うのですが、Kindle for iPhoneであれば、問題なくこれらのこともできてしまいます。
もちろんメモした箇所やマーカーを引いた箇所だけピックアップして読むこともできます。
7. Popular Highlight機能
マーカーを引けるだけで十分うれしいのですが、Kindle for iPhoneはこれだけでは終わりません。
なんと沢山の方がマーカー引いた箇所にアンダーラインがひかれ、そこをタッチすると何人がマーカーしたか表示されるのです。
また、それを一覧で出すこともできますので、途中で読むのがしんどくなってきたら、みんながマーカーした箇所だけ読むのもありでしょうし、すべて読み切った後に、みんなはどこで「グッ」ときたのか見比べてみるのもおもしろいかもしれません。
なんともソーシャルな読み方ですよね!
Kindle for iPhone これは「これまじ!」ですね!
それに引き替え、日本は一体何をしているのでしょう。
電子書籍は数える程度しか出版されず、書籍を自分で裁断して、スキャンして電子書籍化する、いわゆる”自炊”なるものが流行る有様。
元々書籍は、電子化したデータを紙に印刷して、製本されています。
それを購入者が裁断して、スキャンして電子化する。
なんて無駄なことをしているのでしょう。
将来、振り返ると笑い話にしかならない状況ではないでしょうか。
私も自炊したことがありますが、この行動にとてつもなく虚しさを感じて、とても続けることができませんでした。
世界は新しい書籍のあり方を見い出し、どんどん進んでいます。
今の時代、スピードがとても早く、一刻の遅れが致命的なものにもなりえます。
業界の利害関係などがあるのでしょうが、日本のこれからのことを考えると、このままで大丈夫なのかと本当に心配になります。
日本でもいち早く日本の書籍がKindle for iPhoneで、快適に読める時代が来ることを切に願います!
イケダハヤトさん、今日は「これまじ!」な商品を紹介していただいてありがとうございました!
>>Kindle for iPhone / iTunesStoreからダウンロードできます(無料)
おまけ:無料で読める書籍もあります!
Kindle Storeには「Free Popular Classics」というカテゴリーがあります。
こちらには、「シャーロックホームズ」や「不思議の国のアリス」など、古い作品がカテゴリー分けされており、すべて無料でダウンロードできます。
まずはこれらの作品をダウンロードしてみて、Kindle for iPhone の便利さを体感してみてはいかがでしょうか。
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フェイスブック 私たちの生き方とビジネスはこう変わる (現代プレミアブック) イケダ ハヤト 講談社 2011-02-11 |

今回のゲスト イケダハヤトさん(twitter)
1986年生まれ。現在はフリーエージェントとして、主にライター活動、講演・研修、NPO向けのマーケティングコンサルティングを行われています。
イケダハヤトさんのお話をまだじっくり聞かれたことがない方は、ブログ、また、現代ビジネスでも連載をされていますので、ぜひ一度ご覧ください。
・NPOにマーケティングの力を!
・-現代ビジネス-ソーシャルウェブが未来を創る!
イケダハヤトさんには私が主宰する勉強会で講師としてお話していただいたことがあります。前日まで準備をみっちりしてくれ、当日は喉を潰してしまうほどの熱弁で多くの参加者がその内容に感銘を受けました。これは後日分かったことですが、その姿に当日参加した女性陣の多くが惚れてしまったそうです。(笑)さすが、イケダさん!