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ソーシャルメディアを理解するならこの3冊で決まり!

今日のゲストはソーシャルメディア界の愛されキャラ、カマたんこと鎌田麻三子さん。
ループスコミュニケーションズのスタッフであり、また、TechWaveのコミュニティマネージャーでもあります。

今日、お話を聞いてびっくり。
鎌田さんがソーシャルメディア関連のことに関わりだしたのは昨年の春頃とのこと。
それまでは、フリーでWebディレクターをされていたそうです。

ソーシャルメディア関連に関わりだしたきっかけはTechWave塾だったと言います。
募集があったのが、昨年4月。

「ソーシャルメディアの専門家になることで、このメディア変革期を乗り切りたいんです」ー。そんな声に背中を押される形で、TechWaveではソーシャルメディアコンサルタント養成講座を開講することにしました。

当時は、ソーシャルメディアについてセミナーや講座はほとんどありませんでした。
そんなときに、TechWaveを見るとソーシャルメディアコンサルタント養成講座(現TechWave塾)が募集のバナーが表示されていたので、迷わず申し込まれたそうです。

そこで湯川さんとTechWave塾の仲間に出会い、湯川さんの想い「TechWaveで生まれたつながりを大切にしたい」に共感。
その後、鎌田さんは、コミュニティ活動を開始され、その活動を認められてTechWaveのコミュニティマネージャーを任されることになりました。

それとコミュニティーマネジャーとして鎌田麻三子さんにもスタッフに加わってもらいました。鎌田さんはTechWaveのセミナーの一期生ですが、セミナーシリーズを2回、3回と続ける中で事務局、宴会担当(?)としてすばらしい仕事をしてくれています。セミナー受講者の太陽のような存在になっています。これからTechWaveをメディアからコミュニティーに成長させていく中で、鎌田さんの力を借りたいと思いました。

そして、TechWave塾講師として参加されていたループスコミュニケーションズCEO斉藤徹さんと出会い、現在は、ループスコミュニケーションズのスタッフとして活動されています。

その後は、ソーシャルメディアのイベントで司会を務められたり、ループスさんのUSTREAM番組 「LooopsTV」でキャスターを務められたりと活躍の場所を広げられています。

そんな鎌田さんが、これまじ!商品として選んでくれたのはこちら!

フェイスブック時代のオープン企業戦略
エンパワード ソーシャルメディアを最大活用する組織体制
Harvard Business Review 2011年 04月号 [雑誌]

ずばりソーシャルメディア関連の書籍3冊!

それぞれの書籍の概要は次のとおりです。

フェイスブック時代のオープン企業戦略 [amazon]
フェイスブックやツイッターといったソーシャルネットワークが発達した今、リーダーの役割と組織のあり様は決定的に変化した。
従来の垂直型からオープン型へのシフトが求められ、理想のリーダー像も描き換えられつつある。Web2.0分野のトップ論客アナリストが、ヒューレット・パッカード、リッツ・カールトンなど名立たる企業の最新事例を盛り込み、新時代の企業戦略を提言する。

エンパワード ソーシャルメディアを最大活用する組織体制 [amazon]
先進的なソーシャルメディアを活用するための組織体制とは?経営陣やIT部門はどのように変わればいいのか?誰が変えるのか?待望の『グランズウェル』続編!2008年に前著『グランズウェル』であぶり出された課題は、ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディア上で、いかに顧客とのつながりを築くかということだった。そして、2011年、企業が続々とソーシャルメディアを活用する今、課題は変わった。力を持った顧客とのつながりを築くだけでなく、そのつながりから何を得るかが問われるようになってきた。企業はまたもや、経営の大転換を求められるのだ。ソーシャルメディアを支える新しいテクノロジーを使った試みは、経営主導のトップダウン方式で行えるものではない。今後、マーケティング、販売、カスタマーサービス、経営、ITの役割は、どのように変わればいいのか?誰が変えるのか?本書は、この課題に取り組むためのヒントを提供する。顧客の声を無視できないソーシャルメディア時代に、ソーシャル技術は、組織力を超えたパワーを持つHERO=大きな力を与えられ、臨機応変に行動できる従業員を誕生させた。経営陣、IT部門、そしてHEROの三者が結束した企業(ベストバイ、アフラック、ザッポス、インテュイット、デルなど)の成功事例をもとに解説する。

Harvard Business Review 2011年 04月号ソーシャル・メディア戦略論 [amazon]
全世界で11ヶ国、50万人以上が読んでいるグローバル・マネジメント誌。
手荷物係の不手際を〈ユーチューブ〉に投稿されたユナイテッド航空、環境保護団体から原料調達が環境破壊を引き起こしていると〈フェイスブック〉に書かれたネスレなど、ソーシャル・メディアにより力をつけた顧客が企業を攻撃する例が増えている。
 企業側もこうした事態に手をこまねくのではなく、社員のテクノロジー・パワーを認め、これを活用したイノベーションに取り組まねばならない。
 本稿では、〈ツイッター〉を顧客サービスに利用したベスト・バイ、営業研修にオンライン動画を活用するブラック・アンド・デッカー、広告宣伝にソーシャル・メディアを利用するベイル・リゾートなど、技術をうまく活用した企業を紹介し、その成功のカギを探る。
 これら企業に共通するのは、HERO(Highly Empowered Resourceful Operative: 高度にエンパワーされ、問題解決に必要な資源を持つ社員)を経営陣が支持し、IT部門がサポートしてイノベーションに取り組んでいることだ。筆者たちは、この3者間で協働のために合意することを勧める。

う〜ん、どれも非常に興味深い内容です。

鎌田さん非常にソーシャルメディアについて勉強されていて、書籍をたくさん読まれています。

『湯川さん、斉藤さん、TechWave塾の仲間をはじめ周りの方がすごい人ばかりで、日々勉強しないとという焦りと、勉強したくなる環境なんです(笑)』

と言います。

鎌田さんがこの書籍をお勧めするのは、この3冊を読めばソーシャルメディアの概要をつかむことができ、ソーシャルメディアやソーシャルテクノロジーを使ったコミュニケーション方法、組織運営体制、お客様の声を聞く事の大切さを知ることができる良本だから、と言います。

ぜひ、ソーシャルメディアについて、学びたい、学び直したいという方はこの3冊を熟読されてみてはいかがでしょうか!

中でも私の一番のオススメはこれ!

鎌田さんは最後にこう言ってインタビューを締めくくってくれました。

『ソーシャルメディアは、わたしにたくさんの素敵な出会いのきっかけをくれました。
本当に私の人生はソーシャルメディアで大きく変わったと思います。
たくさんの方の笑顔と情熱がまわりにあふれています。
その笑顔と情熱をもっともっと繋げていきたいと思います。
わたしにとってソーシャルメディアは「これあってまじ良かったよ」です。』

お話をお聞きして、ありのままの自分で流れにさからわずやってきたからこそ、今の鎌田さんがあるのだと私は思いました。

鎌田さん、素敵なお話をありがとうございました!

フェイスブック時代のオープン企業戦略
フェイスブック時代のオープン企業戦略 シャーリーン・リー 村井章子

朝日新聞出版 2011-05-06
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エンパワード ソーシャルメディアを最大活用する組織体制 (Harvard Business School Press)
エンパワード ソーシャルメディアを最大活用する組織体制 (Harvard Business School Press) ジョシュ・バーノフ テッド・シャドラー 黒輪 篤嗣

翔泳社 2011-05-19
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Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2011年 04月号 [雑誌]
Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2011年 04月号 [雑誌]
ダイヤモンド社 2011-03-10
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今回のゲスト 鎌田麻三子さん(twitter / facebook
ループス・コミュニケーションズ ディレクター
TechWave コミュニティマネージャー

リアルイベントのお手伝い、オンラインコミュニケーション、コミュニティ運営、メディア/EC/コーポレートサイト構築など。
注目してるのは、スマートフォン、位置情報、e-commerce。
facebookにファンページ「Mamikoholic」があるほど愛されキャラの鎌田さん。この記事でさらにファンが増えれば書いた甲斐があったというものです。みなさん、ぜひ「いいね!」を!(笑)


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