Subscribe via RSS Feed

これまでどんなやり方をしてもダメだった人にオススメ。facebookグループを使った目標達成法!

今日の「これまじ!」はfacebookグループを使った健康管理法です。
私自身が6ヶ月間経験して、これは「これまじ!」だと感じた次第です。

事の発端はいろいろあります。
私は現在、37歳なのですが、昨年あたりから白髪が出てきたり、腰が痛くなったりと明らかに老いの方向に向かっているということを実感し始めました。
また、私のように起業している人間は、日々の仕事に終われ、健康管理がおろそかになりがちです。
好きな仕事を楽しんでやっているので、疲れを感じることが少ないのですが、実際には疲れを溜め込んでいることもあるのではないかとも思うのです。

実際、私は起業してまだ5年ほどですが、その間知り合った経営者仲間の二人の方が突然死、そして、他の二人の方も突然倒れて、重い病気で病院に運ばれるということがありました。
これって、かなりの確率だと思うのです。
健康を害してしまっては、どれだけ仕事をがんばっていても何の意味もなしません。
私も気をつけなければと昨年の春には久々に人間ドックを受けました。
おかげさまで特に異常はなかったのですが、ふと疑問がわきました。

「これってポイントで見てるだけじゃないの?」

そのときの数値がよければそれでいいのでしょうか?
経営だってポイントだけで数値を見て、判断することはありません。
過去、未来を線で捉えて、分析するのではないでしょうか。
今の売上がそこそこ良くても、過去と比べてどんどん減少してきているようでは、健康な状態とは言えず、改善が必要です。
それは、体も同じではないのかと思ったわけです。

管理栄養士 鋤納心さん登場

そこで、知り合いの管理栄養士の資格を持って起業されているソフトプラティカ株式会社の鋤納心(すきのしん)さんに相談をしました。

鋤納さんの経営するソフトプラティカ株式会社は次のような理念に基づいて仕事をされている会社です。

人それぞれに生活の中には習慣があります。 習慣の良し悪しは個々人の考え方や立場にも影響されます。 生活習慣病になるかならないかの分岐点はその情報を知っているか知らないか、実行しているか、していないかで大きく左右されることもあります。 ソフトプラティカはその分岐点に焦点を当てて、個人レベルでの生活習慣の改善と生活習慣病の予防に貢献する企業であり続けることを目指していきます。 柱の一つは「特定保健指導」や「生活習慣の改善」のプログラムです。 プログラムの基本である科学的根拠に基づく支援サービスを提供することは企業としての使命でもあります。 『人と歩む 心ふれあう』 このコーポレートメッセージには、短期間又は長期間のお付き合いの中で、お互いがわかりあえる関係を築き育んでいこうという理念が表現されています。 これからもソフトプラティカは、実践活動を重視したサービスを提供してまいります。

鋤納さんの答えはやはりそのとおりで、その点は鋤納さんもずっとその点を危惧している点だとのことでした。
そこで、二人で話し合い、鋤納さんにfacebookグループを使ったプランを考えていただきました。
そして、興味がありそうな経営者仲間に声をかけ、私の年齢に近い6名が参加することになりました。

今回は、アラフォーの経営者仲間6名がターゲットになりますので、共通項として、生活習慣からくるメタボ対策に焦点を当てました。
つまり、日々の生活習慣を見直すことによる、体重管理です。

プランは次のとおりです。

・期間は取り敢えず6ヶ月間とする
・定期的に集まり、健康についての講義、健康管理のために必要な目標設定と行動計画を立てる
・行動計画に基づいて行動できているか日々facebookグループに投稿する

結果を先に言ってしまいますと、このやり方、かなり「これまじ!」でした!
私の目標は、

「大学時代の体重に戻す=63.5kgから5kg減量して58.5kgにする」

ということでした。
そして、まもなく6ヶ月迎える、今、体重はこのような動きを見せ、無事目標を達成することができました!

これまでも、体重を減らすことには何度もトライしたのですが、いつも続かず効果がなかった私としては、ここまでキレイに落とすことができたことに驚きと喜びでいっぱいです。
そして、今回経験したことは、体重管理だけではなく、目標を達成するためにするべきことを体で理解することができたと実感しています。

それでは、なぜ今回のやり方が「これまじ!」と感じたのか、書いてみたいと思います。

”定期的なリアルな集まり&学び”が良かった!

6ヶ月の間に4回定期的に集まりました。
そこで行われたことは次のような内容です。

1.なぜメタボになることが悪いことなのか学ぶ
そもそも何故体重が増えてメタボになることが、なぜ健康に良くないのか理解しなければ行動を起こせません。
鋤納さんから出てきた言葉は私を体重を減らすことを決意させるに十分なものでした。

不健康な生活習慣が続くと、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回り、脂肪が蓄積されていきます。
それが原因で、合併症が引き起こされ、動脈硬化に発展し、脳卒中や心筋梗塞といった命の危険が伴う病気への危険が高まります。

一般的によく聞く言葉だと思いますが、鋤納さんは具体的に起こった事例や、数値を見せてくれ、決して軽んじていてはいけないことだという意識を与えてくれました。
そして、これらは日々の生活習慣がもたらすもので、日々の習慣を少し意識して変えるだけで、防げるものであるということも説明してくれました。

2.なぜ体重が増えるのか学ぶ
これは上にも書いたように、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回るからです。
鋤納さんは1日にどれぐらいのカロリーが必要なのか、また、現在どれだけカロリーを摂取していて、目標の体重になるには1日どれだけのカロリーを減らせばいいのか計算方法を教えてくれました。

3.具体的な目標計画と行動計画を立てる
いつまでに、体重を何kgにすると具体的に目標を決めることが大切です。
これは、単に痩せたいと考えているだけでは、行動計画を立てることができません。
1ヶ月に1kg落とすという具体的な目標を決めることで、例えば、1日当たり今よりも250kcal落とさないといけないということが、上記の計算で数値がでるわけです。
その250kcalを落とすためには、毎日食べている間食が300kcalなので、それを150kcalに落とす。
それでも足りないので、毎日自転車で駅まで行っていたのを徒歩通勤に変えて100kcal減らす。
これで合計250kcalです。これらを毎日続ければ、1ヶ月後には自ずと1kg減るのです。

4.目標計画と行動計画を見直す
スタートして1ヶ月もするとモチベーションが下がってきたり、立てた計画どおりに実行できなかったりということが、どうしても生じてきます。
ちょうど1~2ヶ月間隔で定期的にリアルに集まる場を設定してくれていることで、そこで生活習慣の振り返りと継続可能な目標設定と行動計画の再設定をします。そこで再度モチベーションがグッと上がるのです。
また、無理をすることが一番良くなく、目標を再設定することはとても良いことだと指導してもらっていたので、その点すごく気が楽でした。

”毎日、体重を測ること”が良かった!

行動計画を立てても、毎日できるものではなく、また、飲み会があったりと計画どおり事は進みません。
カロリーと体重は連動しますので、毎日体重を測ることで、調整をしていきます。
カロリーを考えて、行動していると、体重が増えると、なぜ増えたのか分かるようになります。
鋤納さんは、次のように話してくれました。

「体重が増えても、その理由が分かっていれば良いのです。理由が分からないのに体重が増えるのが良くありません。つまり、それは体重を管理できていないのです。」

飲み会があった次の日には体重がやはり増えます。
そうすると、あー、やっぱりカロリーを摂り過ぎたんだな。今日はそのカロリーを消費しておこうと考えて行動するのです。

「昼食を魚食にしておこう、1駅前に降りて歩いて帰ろう、と。そうすれば、○kcal消費できるから、トントンになるな。」と。

無理をせず、食べたいときには食べる。ただ、その分はどこかで帳尻をあわせればいいのです。

”モチベーションを保てたこと”が良かった!

これが最大の問題です。意気揚々と目標や行動計画を立てたものの、モチベーションが保たず、挫折・・
何度、これを経験したことでしょう。
今回、このモチベーションを保つことができたのは、facebookグループがあったからと断言できます。
facebookグループは非公開で運営し、行動計画を実践できたか、また、体重を日々投稿しました。
実践できたときは、他の参加者が「いいね!」や「すごいですね!」といったコメントで盛り上げてくれて、逆に実践できなかったときは、励ましや叱咤激励で奮い立たせてくれます。
そして、鋤納さんも、適宜、励ましや叱咤激励はもちろんのこと、的確なアドバイスをしてくれるのです。
あとは、みんなの前で目標や行動計画を「やります!」と宣言した手前、実行しないと格好悪いという自尊心もいい感じに働いてくれました。

まとめ

いかがでしょう?
こうした条件が揃い、私は無事目標を達成することができたのでした。
こうした条件が目標を達成するには必要だということは実は以前から知っていました。(この類の書籍にはどれも書いてあることはほぼ同じですもんね。)
ただ、それを本当に実践するのが難しいのです。

私が今回、感じたのは一度こうしたことを体感すると、他のことに置き換えることが容易になるということです。
実際今回のようなことを、いきなりビジネスでやろうと思っても、なかなか思い通りにはいかないでしょう。
しかし、体重管理であれば、非常にシンプルであるため、実践しやすいのです。
一度、体験したことは体が覚えてくれます。

実際、この健康管理プロジェクトのメンバー間では、体重管理の次の目標として、朝型生活への行動計画が盛り上がりを見せており、すでに一人の方は完全夜型生活から今ではすっかり4時〜5時起きの朝型にシフトすることに成功しました。
このように、今回は健康管理を目的にしたプロジェクトでしたが、何かを達成するという目的において、この方法は「これまじ!」だと断言いたします!

おまけ:健康関連お役立ちサイト

鋤納さんが、健康管理に役立つサイトを紹介してくれました。

「厚生労働省 メタボリック症候群が気になる方のための健康情報サイト」

「体力アップダイアリー」

「食事バランスガイド」

「ダイエットツール」

「素材(原材料)に関する科学論文情報」

「保健指導における学習教材集(確定版)」

ただ、これらをすべて読んで、理解して実践するのはやはり難しいです。
やはり実践するとなると、こうしたことを噛み砕いて大切な部分を教えてくれる鋤納さんのような専門家の助けが必須だと思います。
今回のfacebook健康管理プロジェクトだけでなく、健康管理について、興味を持たれた方はぜひ鋤納さんに連絡してみてください。
きっとあなたの健康について誠心誠意、親身になって考えてくれると思います!


今回のゲスト:(株)ベビログ 板羽宣人(twitter

このブログの運営者です(笑)
詳細はこちらのページをご覧くださいませ!→このブログについて


コメントは受け付けていません。

  • 最近投稿した記事はこちら

  • ジャンル別に見る

  • このブログについて