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洗練されたUIを持つタスク管理ツール「Flow」

今日のゲストは楽天株式会社の小磯敦さん。
小磯さんはこれまで楽天市場のUI/UXに10年以上関わってこられました。
今年から国際部門に席を移し、ブラジル、イギリス、ドイツ、台湾、マレーシアと世界展開する各国の楽天支社へ飛び回る日々を送っています。

小磯さんとはTechWaveが主催するTechWave塾を介して知り合いました。
小磯さんは東京、私は大阪と離れていますが、お互いに東京、大阪に訪れる際はこれからの生き方などについて、熱く語り合うお付き合いをさせていただいています!

そんな小磯さんが選んだ「これまじ!」はこちら!

「タスク管理ツール Flow」

小磯さんはタスク管理やスケジュール管理が好きで、これまでもたくさんのツールを試してきたそうです。
ただ、こだわりの強い小磯さんにはどれもしっくりこず、長く使ったものでも2ヶ月ぐらいだったそうです。

しかし、このFlowに関しては、もう1年以上使い続けているとのこと!
そんなにも、このFlowの機能は優れているのでしょうか。

小磯さんはこう言います。

「実は、機能自体は普通のタスク管理ツールとさほど変わらないんですよ。」

Flowの特徴は、プロジェクト管理を主な目的に作られており、タスクを人に渡したり、お互いのタスクの進捗状況などを確認することができます。
もちろん個人のタスク管理ツールとしても優れており、小磯さんは人生の目標という大きなタスクから、明日持っていくものという小さなタスクまで、このFlowで管理されています。

これまでいくつものツールを使用して、最高のツールを探し求めてきた小磯さんが、機能としては他のサービスとさほど変わらないFlowを使い続ける理由は何なのでしょうか?

小磯さんは続けます。

「FlowがすごいのはUIなんですよ。UIのこだわりがすごくて、使っていて気持ちがいいんです。そこがとても気に入ってずっと使い続けています。アイコン1つとっても、すごく精度が高く、こだわりぬいて作っていることが伝わってきます。」

なんと選んだポイントはUI。
確かに、機能的なものはすでにどのツールも考えに考えられ、どれも変わらなくなってきています。

それじゃあ、どこで差別化するか。
タスク管理ツールは、毎日何度も目にするものです。
つまり使っていて自分が気持ちいいと感じることが大切になってくるのではないでしょうか。
しかも、小磯さんは10年以上UI/UXに関わってこられた方。
やはり自分が使うものもそこを重要視するのです。

こんなにも気に入っているFlowですが、1点難点があると言います。
それは価格。
このツール、なんと使用料1ヶ月9.99ドル!
無料の優れたタスク管理ツールがある中、何とも強気の価格設定です。
しかし、裏を返せばそれだけの金額を払っても使いたいと思わせるFlow。

「UIさえしっかりしていれば、お金を出してでも使いたいサービスはたくさんあります。」

と小磯さんは言います。

よく似たアプリやサービスが氾濫する現在。
どの人にも受け入れられるものをと万人受けするものをリリースしても、埋もれてしまい日の目を見ることがないことが大半です。
このように特定の部分にこだわるサービスが特定のユーザーからしっかりと収益を上げて、生き残っていくのかもしれませんね。

小磯さん、こだわりの「これまじ!」ツールをご紹介いただきありがとうございました!

>>Flow公式ページ


今回のゲスト 小磯敦さん

新卒でアパレルメーカーに勤務後2000年9月、楽天入社。楽天市場でECコンサルタント職を経験した後、WEBディレクターとして楽天市場のファッションジャンルを立ち上げる。以降、金融事業系ディレクション業務などに携わり、現職に至る。 昔からのApple好きで、20台もMACを所蔵する自宅はAppleのギャラリーとなっているそう。


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