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学校全体が漫画の図書館!「京都国際マンガミュージアム」

”図書館にある本が全部漫画だったらいいのになぁ・・・。”
子どもの時に、そう考えたことが誰にでも一度はあるのではないでしょうか?

今日紹介する「これまじ!」施設は何とその夢を越えて、学校全体が漫画だらけなのです。
その名も、京都国際漫画ミュージアム

こちらの施設、閉校になった小学校を利用して学校全体が漫画ミュージアムになっています。

約30万点のマンガ資料が所蔵されており、そのうち1970年代から現在まで発行されたマンガ5万冊を自由に読むことができます。

5万冊のマンガは、館内の壁中に広がる総延長200メートルにおよぶ「マンガの壁」にところ狭しと並べられています。圧巻!!

三階建ての建物で、一階は少年向け、二階は少女漫画、三階は青年向けと大きく分けられています。

また、二階にはメインミュージアムがあり、こちらには年代別に当時人気のあった漫画がまとめられています。

 

何と言っても、こちらのミュージアムの一番の醍醐味は、好きな漫画を持ち出して、芝生の上で寝っ転がって読むことができることではないでしょうか。

私が行ったときはGWということもあり、この人出。
みんな思い思いの格好で漫画を楽しんでいました。

価格は一日500円。(6月2日より800円に改訂)
途中の出入りは自由ですので、朝から入って昼食は近所で食べて、昼からまた漫画にひたるなんてことも可能です。
館内は飲食禁止ですが、芝生やデッキでは飲食できますので、お弁当を持って行って食べるのもよいかもですね。
年間パスポートもあり、価格は6,000円と近所にあれば間違いなくお得な価格です。

学校で漫画をよみふけると言う通常では決して実現できないシュチエーションと、広い芝生の上で読むという開放感はまさに夢の世界。
漫画喫茶とは違った良さがここにはあります。

漫画好きな方であれば、遠方から来てもきっと満足する「これまじ!」施設です。
オススメです!




おまけ:ギャラリー

建物は昭和4年建造の龍池小学校の校舎を活用しており、当時のたたずまいを”いい感じ”で残しています。

校長室
校長室が当時のまま残されています。ボンボン時計などアンティーク調なものがいい雰囲気をかもしだしています。

階段
階段もかなりいい感じです。

閲覧スペース
館内の空きスペースに、このように机と椅子がおかれています。

階段や廊下に座って読むのも、決して本物の学校できはできないこと。こういう読み方もいいですね。

上映イベントなどが行われる多目的映像ホール。普段はこちらも閲覧スペースに使われているようです。

「マンガ万博」コーナー
国際漫画ミュージアムという名前だけあって、英語など他国語に訳された漫画、海外のマンガも5,000冊以上取り揃えられています。
なんと来館者の10%が外国人で占められているとのことでした。

マンガ工房
プロの漫画家が実際の作業を見せてくれます。
将来の夢が漫画家の息子は夢中になって眺めていました。

館長
解剖学者であり、『バカの壁』の著者である養老 孟司氏が館長とのこと。
館長室があり、そこには針金でつくられた養老氏が置かれています。

こども図書室
漫画だけでなく、幼い子どもも楽しめるように絵本がたくさんおかれた、広々としたこども図書室もあります。

えむえむ紙芝居
昔なつかしの街頭紙芝居が本職の紙芝居屋さんによって毎日行われているそうです。

火の鳥のモニュメント
2階の吹き抜けの渡り廊下には手塚治氏の火の鳥のモニュメントが!

開館時間
午前10時~午後6時 (最終入館時刻: 午後5時30分)
休館日
毎週水曜日 (休祝日の場合は翌日)

>>京都国際マンガミュージアムの公式ホームページ

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今回のゲスト:(株)ベビログ 板羽宣人(twitter

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