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ひとりひとりが生きていることへの確かな手応えを求めながらつくられている「共働学舎新得農場のチーズ」

青山直美さん
今日のゲストは通販・お取り寄せコンシェルジェの村山らむねさんこと青山直美さん。

らむねさんは1995年にレビューサイトの走りである「らむね的通販生活」をスタート。

その後、著書を出されたり、セミナー講師を務めたり、日経MJや日経ネットマーケティングといった雑誌に連載をもたれたり、はたまた、自身で会社を立ちあげられたり、ケンコーコム株式会社の社外取締役に就任されたり(2012年退任)と多岐に渡ってご活躍をされていますので、この業界の方はご存知の方が多いのではないでしょうか。

そんなレビュアーの元祖とも言えるらむねさんが紹介してくれる「これまじ!」アイテム気になりますよね!
らむねさんが紹介してくれた「これまじ!」はこちら!

共働学舎新得農場のチーズ
共働学舎のチーズ

らむねさんは、このチーズを6年前に北海道に行かれたときに見つけました。
すごく美味しくてネットで調べてみたら、共働学舎新得農場というところで製造されていることが分かりました。
そして、共働学舎新得農場では、障害者の方も含めいろんな方が働いていることを知りました。

共働学舎新得農場のホームページには次のようなことが書かれています。

いろいろな理由から社会での居場所を見つけられない人がいます。心身に重い妨さまたげを抱えている人がいます。私たちはそうした人々と共に、そしてそうした人々が共に働く場を北海道十勝、新得町の大地に営んでいます。

世の中で居場所が見つけられない人たちは、一面で、人々に何かを伝えてくれるメッセンジャーではないでしょうか。いまの社会ではまだ解決できない暗闇。その深い影が、人々に多くの苦悩をもたらします。しかしその出口から差し込むはずの光をまさぐることは、次の社会を作り出していく可能性に近づくことでもあるでしょう。そんな試行錯誤は、時間がかかってもきっと人々の財産になっていくにちがいありません。

私たち共働学舎の取り組みは、危機を知らせる地下坑道のカナリアのように、やがて誰もがしなければならないことを少しだけ早くはじめたものだったのかもしれません。ひとりひとりが生きていることへの確かな手応えを求めながら、共働学舎新得農場は今日も、いまの社会が求めている何かの流れや循環を作り出し、発信していく試みを重ねています。

共働学舎新得農場のHP

らむねさんはモノを購入するときに2つこだわっていることがあると言います。

1つは、チャレンジド(障害を持つ人)が作ったモノを応援するということ
もう1つがその地域のよいモノを購入するということです。

らむねさんは次のように話してくれました。

「いろんなモノを購入する中で、いろんな人が生きていける社会を支持したいと思ってます。
でも、そのモノが美味しくないとダメだと思うんですよね。
だって、買うことってボランティアじゃなく、美味しくなければ買い続けることができないじゃないですか。
その点、このチーズはコンテストで賞を取るぐらいとても美味しいんです!」

共働学舎のチーズ

「私はそれぞれの人ができることをやって、いいモノを作っているということを全面的に支持したいと考えています。
たとえ五体満足でなくても、きちんと決められたことを作業するということが得意とか、その人ならではの秀でていることがあると思います。

私はたまたま共働学舎のことを知って、チャレンジドの人たちが作るモノでこんなに素晴らしいモノがあることを教えてもらいました。
今の世の中は能力を測る秤が限られていますが、もっといろんな秤で測れば優れた人はたくさんいると思うのです。」

なるほどですねぇ。

”買うことはボランティアじゃない”
”買ってもらうには美味しくなくてはいけない”
”それぞれの人に優れた点がある”

まさにそのとおりだと思います。
らむねさんの厳しくもあり、暖かい思いをお聞きして、今の世の中の問題点について、真剣に考えておられることを深く感じることができました。

もう1つのこだわり。
”地域地域のよいモノを購入する”については次のようにお話してくれました。

「地方にも美味しいモノがたくさんあります。私の地元にもたくさんの美味しいモノがあります。
でも、地方はどんどん人口が減っています。
今までだったら地域の人に買い支えてもらっていたのに、それがが急速に成り立たなくなっています。
ですので、私はなるべく地方のいいものを買って、次の世代にバトンを渡してあげたいなって思っているんです。」

らむねさんはさらにその先を見据え、今、新しい事業として、アジアの人たちに日本に来てもらい、地方のいいモノを買ってもらう観光事業の準備をしています。
日本の人口がどんどん減っていく中、日本人だけで買い支えていくことは難しくなっており、アジアの人を中心にもっと日本のこと、各地域のよいモノを知ってもらい、来てもらい、楽しんでもらい、買ってもらうという流れを作りたいとお話してくれました。

まだカタチにはなっていないということですが、間違いなくこれからの日本にとって必要なサービスではないでしょうか。
そして、この共働学舎新得農場のチーズは海外の人にも自信を持ってお勧めできる逸品ではないでしょうか。

らむねさん素敵なお話をありがとうございました!

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今回のゲスト:青山直美さん (facebook
慶応大学法学部卒。東芝、ネットマーケティングベンチャーを経て、消費者目線のマーケティング支援のスタイルビズ設立。企業のソーシャルメディア運営やeコマース関連のアドバイザーを務める。経済産業省消費経済審議会など各種委員を歴任。ブログ「らむね的通販生活」は18年目に突入した。働くママの目線での「ワーキングマザースタイル」を主宰。趣味はフラやヨガ、ホームパーティー。ファイナンシャルプランナーとしても家計相談を受け付けている。

この記事はアジャイルメディア・ネットワークさんとのコラボ企画です。
アジャイルメディア・ネットワークさんの協力を得て、パートナーブロガーさんに取材させていただきました。


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