新しいイノベーションを生み出すこれまじ！デバイス「iPad mini」
今日のゲストはデザインエッグの佐田幸宏さん。
佐田さんと言えば、「Kampa!」や「MyISBN」と言ったユニークなWEBサービスをリリースされていますので、その中の人と言えばご存知の方も多いのではないでしょうか。
佐田さんが、サービスをリリースするときに心がけていることは「世界初のものだけを作る」ということ。
確かに手数料無料の送金サービスである「Kampa!」も4,980円だけで紙の本が出版できるサービス「MyISBN」もこれまでにないものでした！
「世界初のものだけを作る」言うは易しですが、実際に行おうと思うと非常にハードルが高いことです。
それを堂々と公言している佐田さん。ただ者ではありません！
さて、そんな佐田さんが今回、「これまじ！」アイテムとして紹介してくれたのはこちら！
iPad mini
出ました、iPad mini。
いつかは出ると思いましたが、今日ついに出ました！
初代iPadが発表されたときに、佐田さんは「これはすごいものが出たな・・」と感じたそうです。
特に電子書籍のツールとしてすごいのではないかと感じ、その日にパートナーであるプログラマーに連絡し、電子書籍のプラットフォームを作り始めたと言います。
しかし、大きなネックになっているなぁと思ったのが、重さ。
寝転んで使うには重く、また、持ち運ぶにも少し負担を感じる重さ。
これさえ解消すればと思っていたときに出てきたのがiPad miniでした！
約300gと500mlのペットボトルよりも200gも軽いという驚きの軽さ。
この重さなら寝転んで使うこともできますし、小さなカバンにポイっと放り込んで出かけることが気軽にできます。
佐田さんはこう言います。
「iPad miniの最大の魅力は自分でアプリを選び、自分なりの使い方を選べることなんです。
デバイスを買うだけでは本当の魅力は分かりません。
タブレットで使うことを想定し、新しい表現方法を用いて開発されたアプリを使うことで、初めてiPadの魅力が分かるのだと思います。」
「例えば・・・」と見せてくれたのが次のアプリ
Amazon ショーケース
動画を見ていただいたら分かるように、amazonで販売されている商品をツーツーと横断的にウィンドウショッピングできるアプリです。
まさにタブレットに最適化されたアプリです。
参考記事）Amazon ショーケース: 見やすすぎで買い物しすぎ注意！iPadで買い物するならこれ！無料｜AppBank
oScope Lite
これはオシロスコープのアプリです。
オシロスコープとは簡単に言うと「見えない電気を可視化するもの」。
このアプリではマイク端子から入った信号を見ることができるのだそうです。
このアプリの特徴は画面上には電気信号の波しか表示されないこと。
その波を指で縮めたり伸ばしたりして、信号の長さを変更ができます。
これは通常のオシロスコープではできない操作性で、また、ここまでシンプルな作りのオシロスコープはなかったとのこと。
まさにタブレットだから成り得たオシロスコープなのです。
佐田さんはこのように話しを続けてくれました。
「iPad miniはこのように思ってもみなかった使い方ができるんです。
タブレットだからこそできるという使い方をしてこそ、iPad miniの本当の良さが出てくるのだと思うのです。
iPad miniなどのタブレットはまだ出始めたばかりで、新しい表現が今、どんどんいろんなアプリから出てきているところです。
自分は世界初のサービスをつくるということをコンセプトにしているので、こうした新しい表現を見ることが何よりおもしろく、そして勉強になるんです。
そして、自分も負けない世界初のサービスをつくるぞっという気にさせてくれるのです。」
なるほどですねー。
世界初のサービスをリリースすることをコンセプトにしている、佐田さんだからこその視点での「これまじ！」ですね。
Kampa!、MyISBNときて、次はどんな世界初のサービスを見せてくれるのか、今から楽しみです。
佐田さん、素敵な「これまじ！」を紹介いただき、ありがとうございました！
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iPad mini 16GB Wi-Fiモデル ホワイト＆シルバー MD531J/A
アップル |
おまけ５分の作業で書籍を出版「MyISBN」とは？
MyISBNすごいサービスですね。
これまでの常識では考えられないサービスです。
なんとわずか数分の作業で自分の書籍を出版できてしまうのです。
しかも、電子書籍ではなく、紙の書籍。
そして、費用は1タイトル4,980円のみ！
これまで自費出版をしようものなら、100万円以上は当たり前のようにかかっていました。
これは一体どのような仕組みになっているのでしょうか？
ポイントは2つあります。
1つ目は、Amazonのプリント・オン・デマンド(POD)を利用しているということ。
Amazonのプリント・オン・デマンド(POD)は注文が入ってから、印刷をするサービスです。
つまりお客さんから注文があれば1冊からでも印刷をしてくれ、在庫を持たずに出版することができるのです。
しかし、いくら印刷をされてもISBN（国際標準図書番号）が付与されなければ、流通に乗せることが難しい仕組みに出版業界はなっているようです。
ここで2つ目のポイント。
デザインエッグ社が出版社として、書籍にISBNを付与してくれるのです。
（通常自分でISBNを取得するには最低17,850円かかります。）
うーーん、すごいですね・・・。
かかる費用は4980円のみ。あとはAmazonが販売してくれて、お客さんとのやり取りも一切発生せず、また、注文が入ってからのオンデマンド印刷なので、在庫も一切かかえないノーリスク。
さらに、三省堂書店とも提携しており、神保町店では目の前でMyISBNで出版された書籍が印刷されるようになりました。
さすが佐田さん！だてに「世界初のものだけを作る」と公言していません！
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